法人が法令をまもる。
これは当たり前のことでしょう。
個人が法令をまもる。
これも当たり前のことです。
コンプライアンス態勢とは
まず第一に
法人が
構成員である個人が業務上で
法令を遵守しないことを防止すること。
これは過去にそんな
法令を逸脱した行為をした
人がいたから
必要になるのです。
でもどうやって防止するのですか?
覚えることも読むこともできない
規程やマニュアルを作成する。
定期的に誰も聞いていない研修をする。
検査や監査で抑止する。
すべて、やっているということに
意義があるだけで、効果という点では
なんの効果もありません。
法令を守る意識のある人は
マニュアルや研修が無くても
守れるし、
意識のない人は
守らないときには守りません。
そして法人自体のコンプライアンスは
コンプライアンス態勢では守れません。
態勢を作った人に守る気がない
のですから。
コンプライアンス態勢という
虚構を維持することに
マインドがコントロールされています。